全米映画ボックスオフィス『ターミネーター:新起動/ジェニシス』3位デビュー…

2015年7月6日更新

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』オリジナルポスター

2015年7月1日(水)に全米3758館で公開された『ターミネーター:新起動/ジェニシス』だが、週末を迎えても勢いに乗り切れないまま7月3日(金)~5日(日)の興収は2870万ドルに終わり、週末興収ランキングで3位デビューとなった。

当初ライバルと目されていた『Magic Mike XXL』と『テッド2』が伸び悩み、好調を続ける『インサイド・ヘッド』と『ジュラシック・ワールド』との僅差の争いになったが、公開された7月1日から5日間の累計興収4247万ドルは、1億5500万ドルといわれる製作費を考えると物足りない数字で、今後のシリーズ展開にやや不安を残すスタートとなった。

『ターミネーター3』が4404万ドル、『ターミネーター4』が4256万ドルをそれぞれ最初の週末に稼ぎ出したことと比べると、3D料金が加算された本作で2702万ドルの興収に終った事実は、米国内の『ターミネーター』シリーズのブランド力を損ないかねない結果だが、世界市場で集客力があるシリーズだけに、海外でどれだけ稼げるかに今後のシリーズの存続がかかる。

全米週末興行成績:2015年7月3日~7月5日

順位タイトル週末興収
1インサイド・ヘッド2977万ドル
2ジュラシック・ワールド2924万ドル
3ターミネーター:新起動
/ジェニシス(初)
2702万ドル
4Magic Mike XXL(初)1286万ドル
5テッド2(初)1117万ドル