エドガー・ライトが『バトルランナー』リメイク版を監督!

2021年2月21日更新

シュワルツェネッガーが主演した『バトルランナー』のオリジナルポスター

アメリカを代表する作家スティーブン・キングがリチャード・バックマン名義で発表したディストピア小説の傑作『バトルランナー』が再映画化!米Deadlineによれば、パラマウント・ピクチャーズが製作、エドガー・ライトが監督・共同脚本を手がけるとのこと。

『バトルランナー』は、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した映画版(1987年)の物語が一般に広く知られているが、原作では主人公リチャーズは一般の庶民で、舞台も限定されたエリアではなく全米全土を逃げ回る設定になっており、ラストも映画版とは大きく異る衝撃的な結末が用意されている。原作は『バックマン・ブックス 1 バトルランナー』(扶桑社ミステリー)で読むことができる。

エドガー・ライトは、2017年公開の大ヒット作『ベイビー・ドライバー』に加えて、サイモン・ペッグ、ニック・フロストとの黄金トリオによる『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)『ホット・ファズ』(2007年)『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013年)など数々の傑作を生み出している名監督だけに、原作に近い内容になるというリメイク版の『バトルランナー』にも大いに期待が持てる。